c+ Studioでは、送信されたデータについて、ルール処理を実施することができます。
■ルールを作成する
メインメニューより「ルール」を選択します。
ルール作成をクリックします。
ルールの基本情報を設定します。
ルール名:任意の名称を設定
ルールタイプ:作成したルールのタイプを設定
イベント発生ルール:以下のいずれかを選択します
- 一回
しきい値を超えたデータを連続して受信した場合に最初の一回のみ発生します。ただし、しきい値の範囲に収まるとリセットされ、再度しきい値を超えると発生します。 - 毎回
しきい値を超えるデータを受信する度に毎回発生します。
※ 一度作動したルールは、1分以上経過しないと発生しません。
ルールの作動条件を設定する
ルールを設定する条件を指定します。複数必要な場合は複数設定します。
トリガーとなるセンサーと計測値を選択し、比較条件及び条件値を設定します。
任意で単位を設定すると、アクションの本文に変数として利用できます。
なお、保存されている計測データが文字列の場合、文字列での比較を行います。
計測データが文字列として数字が保存されている場合、文字列比較を行います。数値として比較する場合はデータ登録方法にご注意ください。
(参考)下記のようにAPIにPOSTする場合、文字列と扱われます。
"value01": "755.0"
数値として扱う場合は、ダブルクォーテーション(“) で括らずに下記のようにPOSTしてください。
"value01": 755.0
アクションを設定する
ルールが発生した際に動作するアクションを設定します
ルールに指定可能なアクション
Mail:指定のメールアドレスに通知
Slack:指定のSlackチャンネルにIncoming Webhooksで投稿(https://api.slack.com/apps)
IFTTT:WebhookでIFTTTと連携(https://ifttt.com/home)
(※Slack、IFTTTへの連携方法については、ご利用者様自身でご確認お願い申し上げます)
ルールの通知に利用可能な差込変数は下記となります。
ワークスペース名 | ${workspaceName} |
---|---|
デバイス名 | ${dataAdapterName} |
デバイスID | ${deviceId} |
デバイス名 | ${deviceName} |
センサーID | ${sensorId} |
センサー名 | ${sensorName} |
ルール名 | ${ruleName} |
ルールタイプ(safe, info, warning, danger) | ${ruleType} |
発生日時 | ${occurredAt} |
計測日時 | ${sensingAt} |
緯度 | ${latitude} |
経度 | ${longitude} |
計測値 | ${value} |
しきい値 | ${threshold} |
比較条件(>, >=, ==, ≠, <=, <) | ${operator} |
単位(前) | ${unitPrefix} |
単位(後) | ${unitSuffix} |
ルール通知を行う時間指定を設定します。設定しない場合は常時作動します。
ルールが作動すると指定されたアクションが作動します。
■ルールを編集する、一時停止する
作成したルールパネルより、編集・削除、一時停止等を操作できます。